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皆さんも一緒に考えて下さい-----【7/27の日記】
 今日は信頼している友達の一人であるAIちゃんと会いました。
 その子と話すと、いつもマジトークになる加藤。きっと加藤のことをよく知っているので、私も何も気遣うことなく話が出来るのでしょう。
一応こんな感じの子。↓描いてみたら思いの外似ていたのでビックリ。笑。
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 リキ入れてるときと、入れていないときで顔と髪の色が全く違う子。上はリキ入れバージョン。リキ入れてないときは本当、「どこのオバサン?」(って自分で言ってました)(笑)
 常にやる気というものが無いのだけれど、やっぱり基本的なところはキチンとしている子で、私と比べて、人として出来ているなって思うんです。
 AIちゃん曰く、私は「頭ぁ無駄にいいのに、人としてパア。だからアンタは人にバカとかアホとかマヌケって言われるんだよ。」だとか(笑)ああ、そうかもしれません(笑)でも、どうだろう、考えるべきトコロは考えるのですが、たぶん、馬鹿って言われて良いって、自分で思ってるのかな。(笑)馬鹿な自分が好きなのかな(笑)

 そして話は友達の話に。そこで、加藤は思わぬ事実を知りました。



 つい最近、友達の一人が消えたとか。

 もともとろくでもない男に捕まっていて、今までもそういう生き方をしていた子なのだけれど、「消えた」と聞いて驚いた。一つ下の学年の可愛い女の子だった。同じ中学だったわけでも、とても深い親友だった訳でもなく、飲みで何度か一緒になって言葉を交わした位の関係だった。どんな話をしたか、鮮明には覚えていないが、酔いつぶれたその子を外に連れて行ったときに「アタシのカレシわ、すっげやさしんダ。みんな解ってネーヨー!ダッテこのまえさぁ」と、延々と聞かされたのを覚えてる。うんうん、と頷く私に、「カトーさん初めてあったけど、チョーイィー人。オネーサンって感じっ!ねーねーメアド教えてよ」そう言ってくれた。その時交換したメルアドを一回も使うことは無かったけれど。その後、違う飲み会で出会うたび、シッポを振って私の所に来てくれた。(といっても、彼女と一緒になったのは数回だが)「介抱してねっ」そう言いながら。介抱したら必ず、カレシの素晴らしさを口説かれていた。よっぽど、好きなのだろう。

AIちゃんは煙草を吸いながら話を続ける。
「ただ消えるだけならいいんだけどね。でも・・・」

 ただ消えるだけならいいのだが、その子は友達にこう言っていたらしい。「私、カレシの車ボコってしまって、マジ、もう怖いんだって!!お金が必要なんだけど、お願い、貸して!!絶対命かけて返すから」情に厚い友達は彼女を信用してお金を貸したらしい。一番高い子は12万貸したとか。
 その中でも、ピノキオ君とか、「怪しいな・・」と思った人たちは「車ボコってんのなら取りあえず、現物を見せろ。それからなら、いくらでも金を貸してやる。」と電話で言ったらしいが、適当にはぐらかして切られたらしい。

 私「AIちゃんは?」
 AIちゃん「あの子私の連絡先知らないし。」
 私「なるほど」

 そして集められるだけお金を集めた彼女は消えたらしい。彼女の携帯も、繋がらなかった。ドラマみたいな話に加藤は一瞬引いたけれど・・・(苦)だって・・(><)うん、現実なんだよねぇ・・(よけい苦)
 彼氏と逃げたんじゃないのか!?と思った友達は、必死で彼女の彼氏を知っている人を捜したが、一人として居なかった。誰も、彼女の彼氏について知っている人は、不自然なほどに居なかったらしい。AIちゃんは言う。「本当に彼氏が居たのかすら、微妙なんじゃない。脳内恋愛とか、そういう可能性だって十分ある」
 両親の話は殆ど話を聞いたことがないのだが(大体、そういう人が集まる飲み会で”両親”の話は、タブーなのだ)、やはり彼女の両親は酷い両親で、彼女のことなど気にもとめていなかったようだ。

私「酷い話やね・・・」
AIちゃん「いや、だまされる方も馬鹿なんだけど。でも流石にしっかりしてる奴は一千も出してないよ。見抜けなかった奴も、逃げた女も両方悪い」
私「まぁ、そうやけど。そーゆー風なことする子には見えなかったなー。何か事情があったんでないの」
AIちゃん「事情があったにせよ無かったにせよ、この答えを出したのは、結局あの子が弱かったからでしょ。今生きてる場所を捨てるとか逃げるってのはそういうことでしょ。まぁ、ある程度強くないと逃げる事も出来ないとは思うけど。逃げる強さがあるんなら自分自身を見直せって話」
私「うん。本当に強かったらこういう事にはなってないね」
AIちゃん「だから相対的に言ったら弱かったって事だろう」
私「だね。・・私は、弱さは悪さだとは思ってないけど、周囲の人たちに被害をもたらしたときに、その弱さは悪さになると思うんよ。だからあの子の弱さは最終的に悪さになってしまったんじゃないの」
AIちゃん「あー。そうだね。金が絡むと余計にね」
私「あ、みんなどうしてる?お金取られた人ら」
AIちゃん「何も言ってないよ。黙っとる。自分らも甘かったって解ってるんじゃない。無理にかき混ぜるのも良くないし、みんなそんなことでギャーギャー言うほどガキじゃないでしょ」
私「そうだよねぇ。そーゆー所しっかりしてらっしゃる」
Aちゃん「だから被害にあった子と会ってもこの話はしないって事で。ユーコピー?」
私「イエス、アイコピー☆」

 今はその子が生きているのか死んでいるのかすら解らないし、それ以上のことを、私が知るよしもなかった。
 けれども少し、想像してみた。彼女はお金を集める際に、携帯電話の電話帳を見ただろう。AIちゃんの話曰く、片っ端から電話やメールをしていったらしい。けれど、私の所には、メールも電話もこなかった。ピノキオ君に電話をしたくらいなら、私に電話してもおかしくないはずだ。ピノキオ君よりは私の方が面識があるはずだから。
 これはもしかして、単なる思い上がりかも知れない。
 迷ったのではないか。
 彼女は、沢山の人に電話をかけている途中、私の名前を見て、少し躊躇ったのではないか。
 考えてみれば私が一番、金を出しそうな性格をしているのだ。情に弱くて、頼ってくる人を突き放せない。このことを、彼女が知らないはずはないのではないか。

 AIちゃんも「加藤の所に『金くれ』って連絡がなかったのは意外。一番はじめに連絡しそうなのに」と言っていた。

 それならば彼女はまだ大丈夫なのではないか。・・・と思ってしまう私のこの思いが、AIちゃん曰く「甘い」らしい。
 「今回は何故かあんたは騙されなかったみたいだけど、同じようなことがあったとき、その甘さが命取りになる」と、忠告もしてくれた。シビアな世界を生き抜いている人の言う事は、やはり厳しく、けれども現実味を帯びて居る。
 私は、自分のこの甘さを、いつか本当に改善しなければならないときが来るのだろうとも、思うのだ。なぜ私は自分の友達のこととなると、ここまで甘くなるのだろう。それは人のためになっていないと自分でも思っている。本当の友達ならばどうすればいいのかも、解っている。

     けれど      【皆さん一緒に考えて下さい】

 例えば、例えばの話。
 いつか消えた彼女が、誰にも言わずに私の所に逃げ込んできたとしたなら。私ならどうするだろう?
 あなたなら、どうする???

 暗くなったので、ちょっと明るい画像でシメます(笑)私とAIちゃんです。ミスマッチ!!笑。
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by katoren | 2005-07-27 22:04 | □徒然なる日記
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