[再アップ] 05/08/17 ステキ感想サイト様発見。現在読破中。
行ってきました!行ってきましたよ!!
長い髪を風に乗せてバイクをかっ飛ばし、加藤レンジャー参上。ヘルメットを脱いだら映画館。髪の艶バッチリ!化粧バッチリ!コンタクト(ハード)もバッチリ!12センチヒールで向かったのは、三番館。『鋼の錬金術師』を見てきました(笑)
館内にいたのは、高校生くらいのカップルが一組、社会人のカップルが一組、チェーンまいてグラサンしたお兄さん、大学生男子の二人組、ポニーテールの中学生、おばちゃん、そして私。
そうなんです。映画館内に子供が一人も居なかったんです!!何でぇ?!
でも加藤は映画の内容を見て、それは頷ける結果になるのでした…
※このページにネタバレはありません。安心してください
ネタバレを含むレビューは、下に注意書きを表記します※
満足度:
★★★★★
映画単体としての評価:★★★★☆
ハガレン完結編としての評価:★★★☆☆
「人は自分と違うものを忌み嫌う」
「私は、お前が怖い。だから殺せる」
「ここで、生きる」
【映画予告編情報】
原作が7巻累計1,100万部のベストセラー、「鋼の錬金術師」をオリジナルストーリーで映画化。監督はTVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を手がける水島精二。主題歌はL’Arc~en~Cielが担当している。完全オリジナルストーリーとなる映画版では2つの世界に引き裂かれてしまったエルリック兄弟が再会を願って手段を探す中で、未曾有の大事件に巻き込まれる様子をダイナミックに描く。
西暦1923年に飛ばされてしまったエドは、弟の面影をもつアルフォンス・ハイデリヒの力を借り、ロケット工学の力で故郷へ帰ろうと試みていた。そんなエドの前に、理想郷“シャンバラ”を探し求める者が暗躍し……。
【加藤レンジャーのレビュー】
これから見る人へ
最低限の歴史のお勉強+
アニメを全話見る事をお勧めします。
特にアニメを見ていないと全く解らないと思います(笑)
というか、アニメは、この映画のためにあったのだと思います。映画を前提としたアニメ作りをしていた様に思えてしまうほどです。という訳で、アニメと映画はセットで考えた方がよろしいかと。
アニメを見ていない人のために、
こちら(公式あらすじ一覧)からレビューに飛んでください(^^)
(その他レビューサイト様関連情報)
鋼の錬金術師 感想 @ SKY BLUEアニメ全レビューが掲載されています。
(追加記事)
こちらの感想がお勧めです。とても詳しく書いてらっしゃいます。
そして加藤レンジャー見終わって一言。
「小学生には無理だろ」(ビシッ←一人ツッコミ)小学生が楽しめるのかな・・最近の子は凄いなぁ(笑)
スケールでかすぎ!単体の映画としての評価は良いのではないでしょうか?かなりハイクオリティで、絵は流石に凄かったです。一体何枚セル画書いているのでしょうか。戦闘シーンで、あまりの動きの速さに目が追いつかない時も。
二十歳の私でさえ、理解できないところが幾つかあったし、歴史を解ってないと、これは十分に楽しめるものではないなぁと思いました。『大人にでも楽しめる、鋼の錬金術師・シャンバラをを征く者』と書いていたのですが、絶対大人の方が楽しめますよ(笑)時代背景とかなぁ…ヒットラーとかナチスドイツとか、ユダヤ人とかベルサイユ条約とか第一次世界大戦だとか、そういったことに対する最低限の知識が必要ですね。
私は単純に好きでした。普通に面白いですし、二回見たいとも思います。
以下、ネタバレを含むレビューとなります、ご注意ください※
○キャラ語り○馬鹿丸出しです(笑)加藤、ハガレン大好きなので・・
エドパパ(光のホーエンハイム)
…いい人だったんだろうなぁ…
ヒューズと奥さん
彼らは現実世界でも結婚しそうです。ヒューズ、最後おいしいとこどり(笑)彼の人気の高さが伺えますね。
師匠イズミとラース
「ママの所に逝きたい」と寂しそうに言ったラースが泣けます。この結末は余りにも哀しすぎるけれど、アニメを見た人ならきっと、「よかったねぇ!よかったねぇっ!」と、拍手すら送りたい気持ちになるでしょう。もう、この子の笑顔が素敵すぎるぅ、哀しそうに笑わないで欲しいです~~~(涙)ラースは自ら死を選んでママの所に行きました。
どうでもいいですが、アニメ版ハガレンで、私はラースが一番好きです。
大佐(ロイさん)
かっこよすぎ…何この人…本当に冗談抜きでかっこいい…。北の国で一兵卒として働く、しおれた顔の大佐見たときは、正直泣きそうになったのですが、やっぱり大佐は大佐でした!!パッチンパッチン錬金術使いまくり。後半、一番敵を倒してそうな気が(笑)
エドと現実世界のアル
余りにも哀しすぎる!小栗くんの声優にはちょっと違和感があったけれど、大丈夫。彼はエドとずっと一緒に居たかったんだろうなぁ。死ぬ前の笑った顔が何とも・・(><)
ウィンリィ
ヒロイン、そっちのけ。たぶん一番かわいそうなの、この子だよ!!オートメイルを届けるためだけの登場したかのような扱いが、可哀相でたまりませんでした~~(><)この子は最後まで錬金術の世界に残されます。強く生きてください!!私は好きです!
エドとアル
兄弟愛!!最後は錬金術を捨てて、現実世界で仲良く二人で生きていく道を選びます。もう最後には「鋼の錬金術師」って題名無視してますもんね(笑)兄のコスプレをした弟と、背が高くなった兄が拝めます(笑)
OP「Link」 ED「LOST HEAVEN」
物語に凄く合っていて良いです(笑)ハガレン=ラルクです(笑)
◇ちょっと真面目に語ってみる◇
上の、私の付けた評価についてだが、映画単体として見た評価は結構良いものだと思うのだが、鋼の錬金術師のアニメ完結編としては疑問を持つ部分もある。アニメ版は世界が二つある設定だし、このエンディングも有りは有りだなぁと思うのだが…。(いや私は単純にこの終わりかた好きですけれど)原作派か、アニメ派かで、この映画の評価は真っ二つに割れると思う。
私はふつうに楽しかったので、満足度は★五つを付けた。
なんだかんだ言っても、戦闘シーンの迫力は本当に凄かったし、制作者側の熱意が伝わってきた。特にラースとグラトニーが戦うところは、動きが早すぎて目が全く追いつけなかった。コマ切りして丁度よさそうな位(笑)比較的、錬金術を使う場面は少なかったように思うが、やっぱり錬成している所は、勢いがあって良い。スカッとした。
戦争が、この映画核となるテーマだったように思う。いつの世にも戦争があり、エドとアルが戦った後にも、勿論戦争は続く。なんせこの戦いが終わった後、錬金術の使えなくなった彼らを待ち受けているのは、あの第一次世界大戦なのだから。
兄弟ものとしてはハッピーエンド。
けれど、錬金術が使えず、世界大戦に巻き込まれていく彼らの運命が、ハッピーエンドなのだろうか。
しかし、しかしだ。
例えば加藤は錬金術など使えないし、凄い事も何もできない。
エドとアルもそうなったのだ。空想ではあるが、この世界のどこかにエドとアルがいると想像したとき、そこに何か希望の様なものが沸かないだろうか?あの、エドとアルが私たちと同じならば、私達にも何かできる気がしないだろうか?何かしてみようという気になったのは、あの映画館で私だけだったのだろうか?
あえて制作者側が、彼らに錬金術を使えなくしたのは、私たちにそういったメッセージを伝えたかったのかもしれない。と、深読みしすぎる加藤なのでした(笑)
(でもやっぱり、多少説明不足な点もあるので、評価がちょっと下がってる、かなぁ)
(ムーン、シナリオブック見よう・・)
【関連情報】
劇場版 鋼の錬金術師シャンバラを征く者 公式HP(詳しい映画情報あり)
鋼の錬金術師 公式ホームページ