カテゴリ: 【読書で学ぶ】小説・哲学( 15 )
【小説】4TEEN || 石田 衣良
4TEEN
石田 衣良 / 新潮社
満足度:★★★★☆ あと一押し!!
総合評価:★★★★☆


-----あなたもきっと、一度は味わったことのある、あの、とても懐かしい気持ち-----

今から何年かして、自分が駄目そうになったら、今日のことを思い出すことにしよう。

あのときすごく良い奴らが四人いた。自分だって人生の最高の時は、
あのメンバーに入れるぐらい絶好調だったって。

今の弱さや不安を忘れないようにしよう。

【加藤レンジャーの一言】
私にもこんなことがあったなぁ
あのころの私が居て、今の私が居るんだぁ

あの頃無くしては、加藤レンジャーは語れないよね(笑)

出版社/著者からの内容紹介
 地下鉄の階段を上がる。目の前にずらりと並ぶもんじゃ焼き屋。裏道に入れば木造の長屋が残り、そして目線を上げれば、そこにはスカイラインを切り取る超高層マンションが。それらがみんな奇妙に調和して共存する町、それが僕らの町、月島。
●個性豊かなキャラクター●
 180センチ、100キロの巨漢、ダイ。
 ウェルナー症候群という難病のナオト。
 勉強が得意なジュン。
 かっこいいことを言ってもどこかイケてない、テツロー。

 月島中学に通う中学二年生四人組が一年間で経験する様々な出来事。入院中のナオトの許に大まじめで「エンコー」の女子高生をプレゼントし(「びっくりプレゼント」)、過食・拒食を繰り返す同級生とつきあい(「月の草」)、自転車旅行と偽って2泊3日で新宿の町を探訪し(「十五歳への旅」)……。この町でぼくたちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく。
 その他「空色の自転車」「大華火の夜に」「月の草」「ぼくたちがセックスについて話すこと」「飛ぶ少年」の、瑞々しい八つの物語で描く今どきの十四歳、青春ストーリー。

内容(「MARC」データベースより)
銀座から地下鉄で10分、長屋ともんじゃ焼きと超高層マンションが調和して共存する町・月島。この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、そして大人になっていく…。14歳の中学生4人組が出会った8つの瑞々しい物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石田 衣良
1960年東京生れ。成蹊大学卒業。広告制作会社勤務後、コピーライターとして活躍。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー

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by katoren | 2005-08-12 13:29 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
【社会科学】 夜回り先生 || 水谷 修
夜回り先生
水谷 修 / サンクチュアリ出版
感動度:★★★★★
満足度:★★★☆☆
先生へ・・:★★★★★
総合評価:★★★★☆
水谷先生の生き方に、★五つを。

-----私にとっては、水谷先生の優しさはただの甘やかしでしかないが、
夜の子供達にとって先生の優しさが、救いになるのならば、
一概に「水谷はいかん」と言ってしまうのは、余りにも浅はかだ。
-----

「おれ、窃盗やってた」
いいんだよ。

「わたし、援助交際やってた」
いいんだよ。

「おれ、いじめやってた」
いいんだよ。

「わたし、シンナーやってた」
いいんだよ。

「おれ、暴走族やってた」
いいんだよ。

「わたし、リストカットやってた」
いいんだよ。

昨日までのことは、みんないいんだよ。

「おれ、死にたい」「わたし、死にたい」
でも、それだけは駄目だよ。

まずは今日から、水谷と一緒に考えよう。


【加藤レンジャーからの一言】

この先生に出会えた人は幸運だ。
先生によって人生を救ってもらった人たちは、本当に幸せ者だ。

私の周りの不幸な人たちの側に、どうか先生、来てくれませんか?

出版社/著者からの内容紹介

"悩んだら電話しなさい。水谷は、どこでも会いにいくよ。"

不登校、ひきこもり、リストカット、薬物乱用… 12年間夜の街を回り、5000人の生徒と向き合った 「夜回り先生」が激動の半生を振り返る。
なぜ夜の街の子どもたちが、水谷先生にだけは「心をひらく」のか、 その答えがこの一冊におさめられている。

内容(「MARC」データベースより)
昨日までのことはみんないいんだよ。まずは今日から、水谷と一緒に考えよう-。不登校、ひきこもり、リストカット、薬物乱用…。12年間夜の街を回り、5000人の生徒と向き合った「夜回り先生」が、激動の半生を振り返る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
水谷 修
1956年横浜生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。横浜市の高校教員。教師生活のほとんどを少年の非行・薬物問題に捧げ、「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行いながら、若者の更生に尽力。また各種メディアの出演や、日本各地での講演を通して、少年非行の実態を広く社会に訴え続けている。第17回東京弁護士会人権賞受賞

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by katoren | 2005-08-09 15:35 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
電波男-----本田透
電波男
本田 透 / 三才ブックス
満足度:★★★★☆
総合評価:★★★☆☆
amazonオススメ平均:★★★★?
(?・・・星半分)

---完全に、読む人を選ぶ本。
しかし、選ばれなかった人にこそ、最後まで読んで欲しい
---

”親に虐待された人間は、親になれるのだろうか
親に愛されなかった人間は、自分の子どもを愛することができるのだろうか。他人を愛することが、できるのだろうか。
俺が悪いのか・男が悪いのか。母が悪いのか。母を捨てた男が悪いのか。母を憎んだ俺が悪いのか。
男と女が愛し合えるのだろうか。やはり無理なのだろうか。それでも俺は本当の愛が欲しい。

だが女は、誰一人として俺を理解しなかった。罵り、喚き、そして俺の名前や作品のアイディアを勝手に盗んだ。
俺と同じ名前のヒロインが少女漫画誌に登場したのを見たとき、

もう、何を言っても、女には伝わらないのだ、と、俺は思い知らされた。”

”愛されずに人殺しになる人間が居る
愛されなくても、オタクになっておとなしく生きている人間が居る”

【加藤レンジャーからの一言】
 オタクであることで、自分と、そして周囲を守る。
 誰も信じない。裏切られない。傷つかない。これが筆者の生きる術。
 この、自分の弱さを超人並みの精神力で強さへと変えた筆者の答えが、
 私には一種の悟りのように思えるのだ。
 それが万人に理解されなくとも、 いくら周りから見て孤独であろうとも、
 彼等はこれっぽっちも”自分が孤独”等と思っては居ない。

 むしろ我らこそが”勝者”なのだ、と。


(今回のレビューは、社会問題・性・犯罪と結びつけて書いていきたいと思う)

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
本田 透
1969年神戸生まれ。早稲田大学卒。出版社勤務の後、フリーライターとなる。1996年よりWebサイト「しろはた」を運営。『新世紀エヴァンゲリオン』をネタにした「日刊アスカ」は一部に多大な影響を与えた。2004年に「キモメン王国」の建設を宣言し、モテない男達の聖地となっている。現在は脳内の妻や妹との会話を中心にコンテンツを更新

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左画像のクリックで試し読みに行けます。

【関連情報】
「しろはた」著者HP

レビューを見ます>>かなり長いです。
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by katoren | 2005-07-23 23:44 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
さよならにもルールがある-----秋元康・柴門ふみ
さよならにもルールがある
秋元 康 柴門 ふみ / 角川書店
為になる度(女性):★★★★☆
為になる度(男性):★★☆☆☆
満足度:★★★★☆
総合評価:★★★?☆ (説明 : ?は、★半分の事)

”別れは突然やってきます
望んでも居ないのに一方的に別れを告げられるほど、辛いものはありません
特に、愛する人に裏切られ、傷つけられ、見捨てられる恋の別れは、肉親との死別につぐ程の苦しみとなるでしょう”

”病に負けないで
つまり、この本はそういった処方箋なのです。

あなたの病気が、早く治りますように”



出版社/著者からの内容紹介
なぜ恋は終わるの、思い出はつらいの? それでもなぜ人は恋をするの?

恋の始まりがあれば、終わりもある。別れの心のメカニズムを男の立場から秋元康が、女の立場から柴門ふみが綴った恋愛指南決定版。

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ恋は終わるの?なぜ想い出はつらいの?それでもどうして人は恋をするの?はじまりがあれば、終わりもある恋。男性の立場から秋元康が、女性の立場から柴門ふみが、正しい恋の終わり方について解き明かす。どうしても自分を責めてしまうとき、失恋の涙がとまらないとき、彼の愛に疑問を感じたとき、速やかに男と別れたいとき、手にとって欲しい失恋の処方箋。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
秋元 康
1956年東京生まれ。作詞家。中央大学文学部中退。高校時代から放送作家として頭角を現わし、作詞家のみならず、CM・TV企画制作、映画監督としてもその多才ぶりを発揮

柴門 ふみ
1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大卒。79年「少年マガジン増刊号」で漫画家デビュー。漫画、エッセイ、小説と多岐にわたり活躍中

【加藤レンジャーからの一言】
 「おお、恋愛の教祖様達の本がある!」と思って速攻手にとり、先日勢いで読んでしまった一冊(笑)
 イタイ!イタイです教祖様方!過去の痛手を思い出してしまいます!!

 『ああ、やっぱり私って男性に弄ばれやすい気性の女なんだなぁ・・』ガクリ。
 読み終わった後、「ああ、ホント、いい恋愛しよう」と何だか悟った加藤なのでした。


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by katoren | 2005-07-17 20:13 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
十二番目の天使-----オグ・マンディーノ
十二番目の天使
オグ マンディーノ Og Mandino 坂本 貢一 / 求龍堂
感動度:★★★★☆
満足度:★★★☆☆
総合評価:★★★☆☆


正直、後半を読むまでは総合評価:★★?☆☆くらいかな…と思っていた。
世間でのこの本の評価は、すこぶる高い。最後はその評価の理由が理解できる。

”毎日、毎日、あらゆる面で、私はどんどん良くなっている!!”

”絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!!”


【加藤レンジャーから一言】
 すべての、『諦めたくない人』に読んで欲しい。

 例えその姿勢が、それだけ惨めでも、哀れでも、最後に報われなかったとしてもいい。
 それが、誰かの胸を打つならば。

 頑張れば、感動なのだ。


Amazon.co.jp
40歳を前にして大手コンピュータ会社の社長にのぼりつめたジョン・ハーディングは、若き成功者として故郷に凱旋するが、その2週間後に妻子を交通事故で亡くしてしまう。絶望のどん底に突き落とされ、人生の目的を失ったジョンは、親友ビルのはからいでリトルリーグ・チームの監督として迎えられ、ティモシーという少年と出会う。試合でまったくヒットの打てないティモシーの成長を支えることで、やがて自身も立ち直っていくジョン。しかし、ティモシーには決して誰にも知られたくない秘密があった…。

著者は、『この世で一番の奇跡』(原題『The Greatest Miracle in the World』)や『あなたに成功をもたらす人生の選択』(原題『The Choice』)などの著作が、世界で3500万部以上も読まれている人気作家。本書は、社会的な成功を一度すべて捨て去り、改めて人生における真の成功とは何かを模索していく物語だ。読み進むごとに、ジョンの人生が知らず知らずのうちに自分の人生と重なり、家族や友人、故郷、仕事への思いが込みあげてくるのは、わかりやすいストーリーの中に、よりよい人生を生きるためのヒントを散りばめて読者の心を引きつけていく著者の力量のなせる技だ。

本書は、読む者によって「感動」の体験が異なる物語といえる。舞台であるボーランドの町が自分の生まれ故郷に、ティモシーの顔が幼いころに遊んだ友人の顔に、あるいは、自分の子どもの顔に見えてきたとき、読者は自分だけの、とても親密な「感動」を味わうことになるだろう。(中島正敏)

内容(「MARC」データベースより)
私の人生は素晴らしいものだった、ほんの二週間前まで。妻子を失い、絶望の果てに自殺を決心した私の命をそのとき、ある天使が救ってくれた…。全米が泣いたベストセラー小説。

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by katoren | 2005-07-13 14:48 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
頭がいい人、悪い人の<言い訳>術-----樋口 裕一
頭がいい人、悪い人の<言い訳>術
樋口 裕一 / PHP研究所
総合評価: ★★☆☆☆




”「人のふりみて我がふり直せ」と言われるが、このような(本書に書いてあるような)愚かな言い訳を聞かされたら、それを笑ってやるとともに、自分を振り返る視点を持ちたいものだ”

いえ(><)笑っちゃいけませんが(><)
でも自分を振り返る視点を持つことは大切。

【加藤レンジャーからの一言】
そもそも、「言い訳」とは必要の無いものだとは思っているのだが、
「賢い言い訳」というものを身につけるのも、今後役立つのではないかと思い、この本を手に取った。


出版社 / 著者からの内容紹介
「人のせいにする」「居丈高になる」「すぐ謝る」「ばれるウソ」等、言い訳一つであなたの評価が決まる。話題のベストセラーの続編!

人間だれしも失敗をする。約束を破ること、期待を裏切ること、つい口をすべらせて、相手を怒らせてしまうことなど様々だ。そんな時、<言い訳>ひとつで、ピンチを乗り切る人、墓穴を掘ってしまう人がいる。その差はどこか?▼本書では、巷にあふれる愚かな<言い訳>の実例をあげ、その傾向と対策を練る。▼たとえば、日常的によく聞く言い訳には、「その場しのぎのウソ」「先まわりの言い訳」「笑いでごまかす」……。できない部下や、いいかげんな上司の言い訳として、「ケアレスミスだと強調する」「体調のせいにする」「聞いてない、ととぼける」……。さらに、デートの遅刻や、浮気がばれた時には、「急な仕事のせいにする」「あくまで白を切る」「無視して黙り込む」……。思わず“またか”と呆れてしまう、愚かな人の言い逃れパターン。そう、あなたも身に覚えがあるはず。▼驚異のベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』をさらにバージョンアップした待望の第2弾!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樋口 裕一
1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小学生から社会人までを対象にした小論文指導に携わる。通信添削による作文、小論文の専門塾「白藍塾」主宰。東進ハイスクール客員講師

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by katoren | 2005-07-12 17:21 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
阿修羅のごとく-----向田 邦子
阿修羅のごとく
向田 邦子 / 文芸春秋
小説としての評価:★★☆☆☆
脚本としての評価:★★★★★+★
ストーリー性:★★★☆☆
満足度:★★★☆☆

-----小説でなく、脚本。-----

鷹男「阿修羅だねぇ」
勝又「え?」
鷹男「女は阿修羅だよ」
勝又「アシュラって何ですか」
鷹男「アシュラってのはインドの民間信仰上の神様でさ、外っ側は仁義礼智信を標榜してるんだが、-----気が強くて、人の悪口を言うのが好きでさ、怒りや争いのシンボルだそうだ」
勝又「戦いの神様って訳ですか」
男達は女達の後ろ姿に目をやる。
陣内がふっとため息をついた。「アシュラか・・」
鷹男「勝ち目は無いよ、男は」
鷹男が言ったとき、四人がいっせいに振り向いた。
女達「なにかいった」

【加藤レンジャーから一言】
彼女は”熟された女”を良く知っている。
そして”熟された女の魅力”を存分に感じされてくれる。
まるでそれは阿修羅のごとく。


出版社/著者からの内容紹介
父親の愛人問題にやきもきする四姉妹。だが、彼女たちもそれぞれ複雑な問題を抱えていた。赤裸々に描かれた家族のエゴと愛憎

内容(「BOOK」データベースより)
年老いた父に愛人がいた!四人の娘は対策に大わらわ。だが、彼女たちもそれぞれ問題を抱えていた。未亡人の長女は不倫中、次女は夫の浮気を疑い、三女は独身の寂しさに心がすさみ、四女はボクサーの卵と同棲、そして母は…肉親の愛憎を描き、家族のあり方を追求してきた著者の到達点ともいうべき力作。

目次
女正月
三度豆
虞美人草
花いくさ
裏鬼門
じゃらん
お多福

【追加情報】
映画版等の映像化されたものは、様々な賞を総なめにしている、まさしく傑作である。

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by katoren | 2005-07-07 16:56 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
笑顔セラピー(カタチからつくるハッピー・ライフ)-----野坂 礼子
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笑顔セラピー―カタチからつくるハッピー・ライフ
野坂 礼子 / ベストセラーズ
女性向けの人生訓:★★★★☆
満足度:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆



”作り笑顔は悪いことではない”

”ビジネスの成功も、恋も、人生も、笑顔である”

”あなたの顔は公害になっていない?”


内容(「BOOK」データベースより)
あなたの顔は、「しあわせそう」ですか?それとも、「不機嫌そう」ですか?それを決めるのはあなたではなく、周囲の人たちです。心からの笑顔が間に合わなくても、カタチからの笑顔をつくりましょう。あなたから笑顔を人に向ければ、相手から好意が返ってきます。そして、あなた自身が幸せになれます。

内容(「MARC」データベースより)
心からの笑顔が間に合わなくても、カタチからの笑顔を作りましょう。あなたから笑顔を人に向ければ、相手から好意が返ってきます。そして、あなた自身が幸せになれます。心理カウンセラーによる笑顔セラピーのすすめ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野坂 礼子
心理カウンセラー。(社)日本産業カウンセラー協会労働大臣認定カウンセラー。笑顔教室代表。NHK大阪文化センター、近鉄文化サロン、産経学園、神戸新聞文化センターで「笑顔セラピー」の講座をもつ

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by katoren | 2005-07-04 16:59 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
天使になった男-----ジョー・タイ
天使になった男
ジョー・タイ 桜田 直美 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
為になる度:★★★★☆
感動度:★★★☆☆
自己啓発本初心者:★★★★★
自己啓発本上級者:★☆☆☆☆

-----テーマは”恐怖”である。-----

”恐怖は人を退け、敵をつくる
勇気は人を受け入れ、友をつくる”

”勇気とは、明日の心配をすることをやめること。
そして、今日という日だけに意識を集中し、今日だけを生きること”

”恐怖を克服するための最も有効な方法は、
自分の人生に責任を持ち、自分の問題や失敗を他人のせいにしないことだ”


【加藤レンジャーからの一言】
そこにはたくさんの言葉があり、一つ一つに胸を打たれる。
その言葉全てを、書ききることはできないのが、残念だ。

しかしある人に言わせれば、
「そんなこと解っているさ」そう言うだろう。
そもそも自己啓発本とはその様なものなのだろうと私は思う。


内容(「MARC」データベースより)
事業に失敗したポールは夕日に染まる断崖に立ち、今にも飛び降りて人生に終止符を打とうとしていた。その瞬間、不思議な男レイフが現れて…。人生を変える奇跡と感動の物語を通し、「勇気と目標達成の20の原則」を伝える。

<内容・本屋さんイチオシ!新聞より>
 事業に失敗したポールは夕日に染まる断崖の上に立ち、今にも飛び降りて人生に終止符を打とうとしていた。その瞬間、不思議な男レイフが現れて......。主人公が恐怖心を克服し、人生を変えていくひたむきな姿は生きる勇気と希望を与えてくれます。全米が涙した、人生で大切なことを教えてくれる感動の物語。

【加藤レンジャーのレビュー】
 本を読んだときの何かを、私は永遠のものとはならないだろうが出来れば”気持ちを保管したい”という気持ちでレビューを書き進めている。上手に書けるかどうかは解らないが、ジョー・タイについて、そして天使になった男について、私なりのレビューをつらつらと綴りたい。

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by katoren | 2005-06-29 17:04 |  【読書で学ぶ】小説・哲学
蛇にピアス-----金原ひとみ
蛇にピアス
金原 ひとみ / 集英社
ISBN : 4087746836
イタイ度: ★★★★★
グロ・エロ度:★★★★☆
為になる度:★☆☆☆☆
共感度:ある人にとっては★★★★★ある人にとっては☆☆☆☆☆

"二本の歯をビニールとタオルにくるみ、トンカチで叩いた。ボス、ボスという鈍い音が胸を震わせた。粉々になると、私はそれを口に含んで、ビールで飲み干した。それは、ビールの味がした。

アマの愛の証は、私の身体に溶け込み、私になった。"


【加藤レンジャーからの一言】
私は、この本を「私の好き系だな」と思って読んだ。
けれどこの本は「読む人を選ぶ本」であり、全員が全員私と同じ感想を持つわけではない。
それはどんな本でもそうなのだが、この本はそれが極度に出るのではないだろうか。
アマゾンのレビューを見てもそれが伺える。


Amazon.co.jpより
ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作である。埋め込んだピアスのサイズを大きくしていきながら、徐々に舌を裂いていくスプリットタン、背中一面に施される刺青、SM的なセックスシーン。迫力に満ちた描写の一方で、それを他人ごとのように冷めた視線で眺めている主人公の姿が印象的だ。第130回芥川賞受賞作品。

顔面にピアスを刺し、龍の刺青を入れたパンク男、アマと知り合った19歳のルイ。アマの二股の舌に興味を抱いたルイは、シバという男の店で、躊躇(ちゅうちょ)なく自分の舌にもピアスを入れる。それを期に、何かに押されるかのように身体改造へとのめり込み、シバとも関係を持つルイ。たが、過去にアマが殴り倒したチンピラの死亡記事を見つけたことで、ルイは言いようのない不安に襲われはじめる。

本書を読み進めるのは、ある意味、苦痛を伴う行為だ。身体改造という自虐的な行動を通じて、肉体の痛み、ひいては精神の痛みを喚起させる筆力に、読み手は圧倒されるに違いない。自らの血を流すことを忌避し、それゆえに他者の痛みに対する想像力を欠落しつつある現代社会において、本書の果たす文学的役割は、特筆に価するものといえよう。弱冠20歳での芥川賞受賞、若者の過激な生態や風俗といった派手な要素に目を奪われがちではあるが、「未来にも、刺青にも、スプリットタンにも、意味なんてない」と言い切るルイの言葉から垣間見えるのは、真正面から文学と向き合おうとする真摯なまでの著者の姿である。(中島正敏)

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金原 ひとみ
1983年(昭和58)年8月8日生まれ。東京都出身

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by katoren | 2005-06-24 14:47 |  【読書で学ぶ】小説・哲学