カテゴリ: 【見て学ぶ】漫画( 4 )
監督不行届-----安野モヨコ
監督不行届
安野 モヨコ / 祥伝社
オタク知識のある人の満足度:★★★★☆
オタク知識のない人の満足度:★☆☆☆☆
総合評価:★★★☆☆

-----読み進めるには、多少のオタク知識の必要。-----

お題:もし、この二人に子どもが生まれたとしたら??

妻「まさか、自分家の子主演自主制作映画?
自分家の子主役の絵本?自分家の子主役の漫画・・・」

やってしまうかもしれないじゃぁないですか!!

夫「いや、きっとやってしまうんだ・・・」

しかも全勢力を傾けて、オタクの英才教育をしてしまいそうじゃないですか!

妻「そ、そんなことになったら・・」
夫「そんなことになったら?」

妻「・・・・楽しそう!!」
夫「ヨシッ!!」

【加藤レンジャーの一言】
温かい人たちです(^U^)
この暖かさが夫婦って感じ(笑)

今回のレビュー、加藤自身かなりオタッキーかもしれません!!
というかオタッキーです!!(笑)要注意です!!


出版社 / 著者からの内容紹介
初のエッセイコミック!!
番外編を描きおろし!!

マンガ界のクイーン・安野モヨコが
オタクの教祖・庵野秀明にヨメ入り!
単行本化にあたり、大幅加筆修正

描きおろし「結婚秘話」収録!!
超詳細!!オタク用語2万字解説
(GAINAX全面協力!)
カントクPHOTO掲載!!
庵野監督カントクくんを語る!

出版社からのコメント
人気漫画家・安野モヨコ(働きマン!)と夫・庵野秀明のデイープな日常が赤裸々につづられた爆笑異色作。著者初のエッセイコミックでもあり、夫=カントクくん(「新世紀エヴァンゲリオン」「キューティーハニー」等の監督)のオタクぶりが初めて明かされた作品でもあります。アニメ界と漫画界のビッグカップルが、こんなにもおかしく愛おしいオタク生活を送っているなんて!世界中に生息するオタク君はもちろん、オタ嫁(オタク夫を持つ妻)も共感すること間違いなしの衝撃作。巻末には、よりコアに楽しむために‥オタク垂涎!?のオタク用語解説2万字を収録、ファン待望のエッセイコミックです。特別版はカントクくん&ロンパースのかわいい携帯ストラップがつく限定発売です。
※「監督不行届」通常版は840円、携帯ストラップの付いた特別版は1800円。(いずれも税込みです。)大増刷出来、ベストセラー驀進中。

オタッキーなレビューであります・・・>>
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by katoren | 2005-07-31 20:23 |  【見て学ぶ】漫画
Under the Rose2-----船戸 明里
Under the Rose(2)春の讃歌
船戸 明里 / 幻冬舎 ISBN : 4344804554
イタイ度: ★★★★★
為になる度:★★☆☆☆
設定・背景・作者の力量:★★★★★
満足度:★★★☆☆

実に総合評価が付けにくい作品である;

『子供はいつでも大人にナイフを投げて、血を流すなという
愛情は無限に生まれても、傷つけられた心の膿は、魂を腐らせ肉体を蝕む
健全なものには刺激にもならぬ言葉が、毒の霧になる
グレースの拒否された絶望を、孤独を、私には理解できる』

『俺は生まれてこのかた幸せだった事など一度も無い
これから先だって望みなんて持てるものか
何をしても俺は一生言われ続けるんだ アバズレの子 妾の子 不義の子
俺が産めと頼んだか!?勝手に産んで恩を着せるな!
毎朝目が覚めるたびに絶望する!
こんな人生なら死んだ方がましだ!
俺は
こんな人生なら生まれたくなんか無かった』


 題名通りの”秘密”がこの物語を動かしている。全ては”秘密”を中心として、憎しみ、悲しみ、さらには愛情までもがこの物語の中を渦巻いている。
 一巻と二巻の初めは『冬の物語』ライナス編。不義の子であるライナスの憎しみは、本編を通じて痛いほど伝わってくる。大人に対する憎悪、自分以外を信じない心、そして飢えに対する異常なほどの嫌悪感。彼の中には様々な曲がった感情が住まわっている。弟のロレンスの純粋さに時々心揺るがされながらも、彼は自分の復讐のため、たった一人でロウランド家で母親・グレースの死の謎を探る。自分の罪を、隠しながら。
 十一歳のライナスは、子供とは思えないほどに恐ろしい事を口にするときも有れば、感情にまかせて怒る時もある。凍り付くように冷たい目をして睨んだと思えば、人を殺すことを躊躇うこともある。悩んだと思えば線を切ったように笑い出したり、と、彼の精神状態は常に不安なのだ。そうだライナスはまだ十一歳なのだ。
 この作者はその少年の心の動きを、巧みな絵で、本当に上手に表現している。美しい描画に、魅せられるに違いない。
 ライナス編の最終回は、正直心頭が熱くなる。グリースに関する秘密を暴き、全てを理解したライナスの涙は、彼が傷つけた物達(…もちろんグレースも含め)への懺悔に見えた。
 『春の賛歌』の方では、ライナスの少し成長した姿を見ることができる。私は少しだけ、安堵した。

続きを読みます>>
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by katoren | 2005-06-27 18:01 |  【見て学ぶ】漫画
ライフ9-----すえのぶ けいこ
ライフ 9 (9)
すえのぶ けいこ / 講談社
スコア選択: ★★




”自分が嫌なことにそれだけ敏感なら、他人を思いやってみたらどうかしら”

”先生は私の気持ちを考えてくれたことがありますか?”
(全くです)笑

”あんたって本当むかつくけど、面白いわ。 つつけば反応する。”
(いじめる側の真理っすね…)

なんかもう、イタすぎる・・・;;

 一巻を見たときは、イジメを主題にした作品で、「凄いなぁ。思春期の感情の動きや、不安などが、本当によく書けてるなぁ」と思いました。二巻、三巻…と読んでいくにつれて、物語はどんどん激しくなり、現在は九巻。激しくなりすぎて、主旨が理解しにくくなっているのでは…?と、読者として思います。ストーリーはとてもスリリングで、読者としてはハラハラして続きを楽しみにするのですが、当初の、”主人公に自分を重ねる”と言うことは無くなったように思います。だって、監禁されて火事になって…は、想像しても私には無理です(苦)
 私は、ストーリーを追いかけていく物語より、同調して、同感して物語に染みこんでいくような、そんな漫画・小説が好きです。
 すえのぶけいこさんの短編「ビタミン」は、イジメに苦しむ子を、本当に良く書いているなぁと思います。
 誰しも、いえ、ほとんどの人が一度イジメを受けているからこそ、それは軽いテーマではありませんし、より”同調する”と言うことが、大切になるのかも知れません。問題定義作品には、ストーリー性でなく、そういったものが大切なのでしょう。

続き(ネタバレを含む)
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by katoren | 2005-05-27 14:38 |  【見て学ぶ】漫画
彼氏彼女の事情20-----津田 雅美
彼氏彼女の事情 20 (20)
津田 雅美 / 白泉社
スコア選択: ★★★


”俺が描いた幸せは、兄貴の傍で静かに暮らすこと。
でも今、自分に唯一残されたピアノで、こんなに人から愛されている。
それを与えてくれたのは、俺の人生を狂わせたはずの息子だった。”

”俺は、幸せじゃないか

昔描いた幸せよりも、今のほうがずっと

お前が生まれてきてくれてよかった”
     


 最初は学園ラブコメディだと思い、また、何ていい少女漫画なんだと思った時期もあり、その後、これはサスペンスか?と思ったり・・・大変さまざまな思いをさせられた彼氏彼女の事情。この巻で、やっと、ドロドロ解決ですね。
 いえ私はこういうの大好きです!少女漫画のストーリーを追いかけるものよりは、精神面を描いてくれる漫画家さんが好きです。ですから津田さんも、高屋さんも、大好きです。

続きを読みます
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by katoren | 2005-05-24 10:05 |  【見て学ぶ】漫画